バイトをしたい歯科医師「バイトを考えているけど、不安がある。週1でも大丈夫なのかな…。バイトをしてる歯科医師の実情を知りたいな…。」
本記事ではこういった疑問にこたえます。
大学の医局や開業医に勤めている先生がバイトをしたい…と思うケースは非常に多いです。
✔︎ 記事の信頼性
私は歯科医師として色々な病院でバイトをしてきました。
いまはフリーランス(非常勤)の掛け持ちで働いています。
その間、血尿が出たりイジメにあったり何度も失敗を繰り返してきました。
そのため週一からのバイトを強くオススメしています。
この記事では以下の内容をまとめて解説します。
- バイトを考えている歯科医師の先生がまずは週1から始めた方がよい理由
- 週一でバイトするデメリット
- とにかく健康が大事
この記事を読んで、バイトを考えている一人でも多くの歯科医師の先生が良い環境で働くことができると嬉しいです。
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歯科医師のバイトは『まずは週1』がオススメの理由
5つの理由は次のとおりです。
①:どんな病院か体感できる
②:干渉されにくい
③:1日あたりのバイト代は高め
④:体力に余裕を持てる
⑤:やめやすい
理由 ①:どんな病院か体感できる
病院の雰囲気を体験するというのは重要なことです。
実際に働いてみないとどんな病院なのかはわかりません。
どの病院にも特色があって、合うか合わないかは事前情報だけでは確定できません。
働きやすさってバイトする上ではかなり大切です。
✔︎ バイト先の事前の情報はアツいけど…
知り合いの紹介で働く場合、事前の情報がゲットできます。
給料や勤務時間はほぼほぼ確認できますが、人間関係は働いてみないとわかりません。
実際私は先輩に紹介された病院で働いて、メンタルを病みました。
参考記事:【体験談】歯医者になっていじめにあった経験を話します【5つある/ 辛かった】
理由 ②:干渉されにくい
週1で働くと、干渉されにくいです。
・病院内のわずらわしい人間関係に巻き込まれない
・めんどくさい人がいても週に一度なら耐えられる
同じメンバーで働く日数が増えれば増えるほど、人間関係を複雑になっていきます。
ただでさえ歯科医院は狭い職場なので、一度もめると修復するのはなかなか難しいです。
✔︎ 人間関係は重要すぎる
誰と仕事をするかは本当に重要です。
メンタルを病んだ後に努めた病院は幸いなことに人間関係にとても恵まれていました。
同じ歯科治療をするのにこんなにも違うものなのか…と愕然としました。
参考記事:【緊張】歯科医師の僕が初めて訪問歯科のバイトをした日【環境が命】
理由 ③:1日あたりのバイト代は高め
正社員に比べて1日あたりのバイトだが高くなりがちです。
週一バイトの場合は社会保険に加入できないのでその部分もあると手取りが増えます。
»【632万円】勤務医の歯科医師の年収を解説|年収アップの方法も紹介
とはいえ、翌年に税金は取られるのでしっかり貯めておくようにしましょう。
スキルを持っているとさらに給料は高くなります。
✔︎ 収入の分散化
週1でバイトをすることは収入のアップだけでなく『収入の分散化』というメリットもあります。
卵は同じカゴに盛るな…という格言があるように、収入源を分散させておくことは何かあった時のリスクヘッジになります。
理由 ④:体力に余裕を持てる
バイトの日数を少なめにすることは体力に余裕を持って働くことにつながります。
体力に余裕を持って働くということは、精神的にも余裕が生まれます。
仕事のパフォーマンスが上がりますし、プライベートも充実させることができます。
私は個人的に疲れやすい体質でしたので、働く日数働く時間ということに割と重きをおいています。
週7はたらいていたときは体力的にも精神的にも、死にました。
働き方としてはかなり非効率的だったと反省しています。
理由 ⑤:やめやすい
辞めやすい…というのも週一バイトのメリットです。なぜならシンプルに週に一回しか働いてないからです。
日数的、患者さんの人数的に被害は少ないので、辞めやすいです。給料的にも、生活に困窮するような日数ではありません。
とはいえ私も経験しましたが、「無責任」と非難されることもあります。
ですが、辞めたいという気持ちを我慢してまで働くことが良いことだとは思えません。
何より自分の心と体が大切です。心身を壊す前にいつでも辞められるという環境は割と重要です。
これは実際にいじめにあった時に思いました。
参考記事:【体験談】歯科医師として働いたら血尿が出た話【ストレス/辛かった】
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歯科医師が週1でバイトするでデメリット【非常勤の働きかた】
なにごともそうですが、歯科医師の週1バイトにもデメリットはあります。
バイトの日以外に対応できない
バイト以外の日に対応することができません。そのため親患や急患は他の先生に任せることになります。
担当医制ではない歯科医院だと、自分のやった治療の経過がおえなかったりすることもあります。
逆に自分の治療のせいで他の先生に迷惑をかけてしまうこともあります。
とはいえこれも仕方のないことなので、一回一回の治療を丁寧にやっていくしかありません。
トータルのバイト代は安い
当然ですが、もらえるバイト代そのものは安くなります。
週1でしか働いていないので、週2・週3でバイトをしている先生に比べると稼げません。
単純に2倍、3倍違います。
この働く日数は自分でコントロールできるので、少なければもっと働くこともできます。
働くのかプライベートを重視するのかは個人個人によって違うので、一度体験して見極めてみるとよいと思います。
スキルアップは自分次第
スキルアップは自分の意識次第です。
週に一度の病院だと、院内の勉強会に参加することも難しく、その病院だけでスキルアップというのが難しい場合もあります。
他の曜日や休日に何をするか…で歯科医師としての技量は変わってきます。
矯正、外科… この辺りの特殊スキルを持っている先生は他でも重宝されます。シンプルに治療技術が向上するだけでも患者さんの増加、開業した時のウリを持つことができます。
✔︎ 副業もおすすめ
興味のある先生にとっては歯科以外の副業もおすすめです。
少しの時間からはじめることができます。
関連記事 ▶︎【必見】 歯科医師にオススメの副業 10選【お小遣い以上を稼ぐ】
働きやすいバイト先で働くのは本当に大切
働きやすい環境で働くということは本当に大切なことです。
ストレスを受けたまま働くと、心と体を壊してしまいます。元気な体があってこその治療です。
少しずつ日数を増やす
週1から少しずつ増やしていくという方法もあります。
週1のバイト先が自分にとって居心地のいい環境があれば、週2・週3となっていくパターンはおすすめです。
参考記事:歯科医師が週1バイトの日数をふやすタイミング【いまのバイト先が良い感じ】
ストレスなく働けるだけでなく、 患者さんの経過もおいやすくなります。
私は2つの歯科医院で週1日ずつバイトをしていましたが、 大学を退職する際その二つの病院の日数を増やしました。
結果。非常勤の掛け持ちとして働くきっかけになりました。
色々な病院と関係が持てるので、新鮮さを感じつつ働くことができます。
開業するとき参考になる
将来的には開業したいという歯医者さんは多いです。
歯医者になってからの経験はすべて開業するときの参考になります。
・週1のバイトを経験すること
・色々な病院と関わること
・非常勤の掛け持ちをすること
自分だったらこうするのに…、絶対にこういうことはしないな…
このように良いことも悪いことも必ず将来活かすことができます。
自分自身の健康が第一
繰り返しになりますが、何より大切なのは自分自身の健康です。
心と体を壊してしまうと、パフォーマンスが落ちるどころか働くことができなくなります。
周りにはうつ病を患ってしまった友達もいます。私自身も歯科から離れた時期もあります。
自分の心身を守る意味でも、週一からのバイトはストレスが少なくおすすめです。
✔︎ バイト先選びは重要
バイト先選びは本当に重要です。
バイト先を探すときは「知り合いの紹介」か「転職サイト」を使うことが多いです。
・知り合いの紹介は事前に情報を仕入れやすいが辞めにくい
・転職サイトを使うと事前の情報は入手しにくいが辞めやすい
このような特徴があります。詳しくは【断言】歯科医師向け 就職先の選び方【失敗ありき/難しく考えない】を参考にしてください
転職サイトの場合は週一ではなく単発(検診)で募集もあったりするので、一度見てみるのをおすすめします。
どのサイトを使ったら良いか分からないという先生は以下の記事を参考にしてください。
実際に私が使用したことのある歯科医師向けの転職サイトを紹介しています。
よいバイト先が見つかりますように!
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