
勤務歯科医師「就職先って、どうやって選んだらよいのだろう。よい歯科医院に就職したいけど、そんな方法はあるのかな…。選び方のコツとかあったら知りたいな。」
就職先選びに失敗してしまうと、歯科医師としてステップアップできないだけでなく、
- 安い給料で搾取される
- 人間関係が原因でメンタルを病む
…といった場合も。
ですので、勤務歯科医師の先生が自分に合ったクリニックで働くことはとても大切です。
✔︎ 本記事の内容
✔︎ この記事を書いたひと
私は転職を4回経験しています。人間関係が原因でメンタルを病み、休職したこともあります。
この記事では、勤務歯科医師が理想のクリニックに就職するためのコツを紹介します。
就職・転職に失敗したくない…という勤務医の先生はぜひご覧ください。
勤務歯科医師が理想のクリニックに就職するためのコツ
コツは次の通りです。
- 失敗ありきで考える
- 軸をきめる
詳しく解説します。
失敗ありきで考える
歯科医師の就職先の選び方は心構えが大事です。「心構え」なんて少し偉そうですね…すみません。
つまり『考え方』です。
結論からいうと「失敗しても仕方ない」という気持ちが重要です。なぜなら「絶対に失敗しない就職」なんてこの世に存在しないからです。
そんなものがあれば、世の中全員が幸せな職場で、幸せな働き方ができるはず。

ですが、現実はそうではありませんよね。
そのため事前に「失敗しても仕方ないか」と考えておくと、失敗した時のショックが少なくて済みます。
そうすることで、こんなはずじゃなかった…とクヨクヨ悩みにくく、前向きに考えることができます。
軸をきめる
とはいえ、失敗のリスクを減らすためには、条件を明確にしてくことが重要です。
つぎの5つを具体的に決めておきましょう。
- 給料
- 通勤時間
- 勤務時間、休日
- 福利厚生
- スキルアップ
ここで大事なのは、その中で優先順位を決めておくことです。誰もが、理想の職場に就職したいですよね。
- 給料が高い
- 勤務時間が短い
- スキルアップができる
- 人間関係が良好
しかし、これらのすべての条件が満たされるまで待っていると、就職先は見つかりません。
そのため、条件の優先順位の高いものを3つ決めて、当てはまる職場をピックアップしてみてください。
時間的・経済的なロスを少なくすることができます。
»【632万円】勤務医の歯科医師の年収を解説|年収アップの方法も紹介
就職してみないとわからない
身もフタもない話ですが、条件にしても人間関係にしても、実際に就職してみないと分かりません。
合う・合わない…はありますし、 働いてみたら条件が違った…なんていうこともあります。
実際にあった具体例は以下のとおりです。
- 実際に提示された給料よりも低かった
- 給料が振込ではなくなぜか手渡し
- 「残業なし」と聞いていたのに、残業だらけ
- 別の分院への就職になっていた
- 院長やお局からいじめ・パワハラ・セクハラを受けた
どれほど事前にリサーチしても、現実が異なる場合があります。
とはいえ、人間関係はすべて
退職する原因の第一位は「人間関係」です。働く上で人間関係は「すべて」といっても過言ではありません。
人間関係が悪いと、楽しかったはずの仕事も嫌いになります。逆に人間関係が良ければ、苦手だった仕事も好きになったりします。

わたしはパワハラ的な環境で働き続けた結果、うつ病になりまし
た。
職場の人間関係の重要さを痛感しました。
職場の人間関係はとても大切です。
歯科医師が就職先を選ぶシンプルな方法【条件は大事】
勤務歯科医師が、就職先を選ぶ方法は以下の2つです。
- 知り合いの紹介
- 転職サイトの利用
メリット・デメリットを紹介していきます。
知り合いの紹介
歯科医師では「知り合いの紹介」から就職先を決めるパターンがあります。
先輩や同僚、後輩などが紹介してくれることも多いです。
✔︎ メリット
- 事前に労働条件がわかる
- 事前に院内の雰囲気を知れる
- お互いに身元がしっかりしているので安心
✔︎ デメリット
- 期待されすぎているとプレッシャーになる
- 紹介者の手前、すぐにはやめにくい
「知り合いの紹介」は自分の希望に沿った歯科医院で働きやすいです。事前のリサーチがしやすいからです。
一方で、万が一何かあった時に辞めづらい…というデメリットがあります。
紹介した人の顔に、泥を塗るような形になってしまいます。

わたしは、先輩に紹介されたクリニックが辛すぎたのですが、それでも耐えていたら
うつ病を発症するまえに、血尿が出ました…
このあたりは、一長一短ですね。
基本的には、信頼のできる知り合いのみから話を聞くようにするのがオススメです。
転職サイトを利用する
もうひとつは、転職サイトを利用して就職先を決めるパターンです。
✔︎ メリット
- たくさんの求人情報を見ることができる
- 自分のペースで探すことができる
- しがらみなく働くことができる
✔︎ デメリット
- 実際の条件と違う求人がある
- 人間関係の情報はわかりにくい
多くの求人情報がみれる一方で、情報の正確性を自分で吟味する必要があります。
特に、内部の人間関係までは分かりづらいです。入ってから条件が違ったということも。
さらに歯科医師向けの転職サイトは山のようにあるのも、迷うところ。とはいえ、求人を気軽に探すことができるので利用する価値は高いです。
✔︎ 今は人間関係をリサーチしてくれる転職サイトもある
・院長の人柄
・スタッフの人間関係
歯科医院内部の人間関係を事前に教えてくれる転職サイトもあります。専門のエージェントが定期的に歯科医院をリサーチしているからです。
事前に職場の人間関係をしることで、明らかに変なクリニックで働いてしまうリスクを下げることができますよね。
人間関係に悩んだことのある歯科医師の先生にはぜひ試してほしいです。
✔︎ 歯科医師におすすめの転職サイト
- 🥇 デンタルワーカー | 転職に失敗したくない先生におすすめ
※ 一般に公開されない高待遇の求人多数・人間関係の情報が事前にわかるので1番オススメ - 🥈 ファーストナビ
| 恵まれた人間関係で働きたい先生におすすめ
※ 歯科医師の4人に1人が利用・院長の人柄、スタッフの性格をエージェントが教えてくれる - 🥉 JOB歯科AGENT | 東京、神奈川、埼玉、千葉の先生におすすめ
※ 首都圏を中心とした求人が多い・適正給与を教えてくれる・転職した後までアフターケア
とくにデンタルワーカーは、年間転職者数3万人を誇る転職サイト。

求人紹介だけでなく、給与交渉や履歴書の添削・面接の同行をサポートしてくれるのは、他の転職サイトにはない強みです。
強引に転職を勧められることもないので、転職に不安を感じる先生にぴったりの転職サイトです。
転職サイトは登録して使う
歯科医師向けの転職サイトは登録して利用すると、さらに効果的です。
- 非公開求人が閲覧できる
- 条件の交渉を代行してくれる
- 院長の人柄をリサーチしてくれる
…といった登録者限定の特典が、無料で利用できるからです。
『よい職場に転職したい勤務歯科医師』の先生にはオススメです。
※ 転職サイトを利用して転職する場合、かならず最終的に登録が必要になります。
ですので、最初から登録して、便利な機能は使い倒しましょう。
転職活動が圧倒的に効率的・有利になります。
【倍率低め】歯科医師の就職は難しくない
歯科医師の就職はそれほど難しくありません。周りでも、就職に困っている…という歯科医師をあまり見たことはありません。
実際に、有効求人倍率を調べてみると、10年以上前の厚労省の資料ですが、
- 医師
- 歯科医師
- 獣医師
…を全てまとめた有効求人倍率は6倍というデータがありました。
(これは一人の就職希望者を6つの歯科医院が競合している…ということです)
面接で落ちた..という話は聞いたことがありますが、大体第3希望ぐらいまででは就職できている印象です。
まとめ:ステキな就職先を選んで、快適な勤務歯科医師ライフを!
今回は「勤務歯科医師の就職先の選び方」について解説しました。
選び方を知ることも大切ですが、実際に行動することはさらに重要です。
「知り合いの紹介」が難しい先生は、まずは転職サイトに登録して、気になる求人をチェックしておきましょう。
✔︎ 歯科医師におすすめの転職サイト
転職サイト | 特徴 | おすすめポイント | 公式サイト |
🥇 デンタルワーカー | ・人間関係が事前にわかる ・転職のプロが丁寧にサポート ・強引な転職斡旋なし |
高待遇の求人が多いので 1番おすすめ |
\登録はこちら/ |
🥈 ファーストナビ | ・非公開の求人が多数 ・院内のくわしい情報が豊富 ・歯科医師の4人に1人が利用 |
恵まれた人間関係で 働きたい先生におすすめ |
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🥉 JOB歯科AGENT | ・親身なサポート ・首都圏の求人に特化 ・適正給与を教えてくれる |
東京・神奈川・埼玉・千葉 関東住みの人におすすめ |
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すべて、筆者が実際の転職で利用したサイトの中から選びました。他の先生方の評判も上々です。
サイトごとに取り扱う分野や給料などが違うので、転職サイトは2〜3社登録しておくと、求人の見逃しがなくなります。
勤務歯科医師の先生が、ステキなクリニックに就職できますように!